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器材のエキスパート流、レギュのお手入れ方法

レギュレーターのお手入れ方法

レギュレーターのお手入れの仕方について、ご質問をいただきましたので  
私共が推奨する方法をご紹介します
(諸説あるなかのひとつです。
考え方はそれぞれだと思いますので、一番いいと思われる方法を採用なさってください。)
  
以下、アトミックを除くレギュレーターの手入れの仕方です。
アトミックユーザーの方は、器材の構造上、扱い方が異なるのでご注意ください。
(下記の通り扱うと、器材が水没します。)   

【ダイビング終了後、現地で】
大半の方が「水槽に浸けこむ」ことをされると思いますが、
水槽に浸けるのは最小限に。付けっ放しはお勧め致しません。
混雑した水槽内で、自分の器材の上に他人の器材がのっかり
偶発的にパージボタンを押されてしまい、水没してしまう(気付いておらず、
オーバーホール時に水没していたことが発覚)というトラブルが多発しています。

真水で丁寧に洗ってください。
もし可能であれば、タンクに繋いで空気圧をかけた状態で水洗いを行ってください。
そうする事により、異物(砂や塩)や汚染物質を進入させることなく洗浄できます。 

タンクに繋いだまま洗うことが無理な場合は、下記2点をしっかり守って洗浄してください。
ダストキャップを付けた状態で洗う。
②絶対にパージボタンを押さない。(※) 
(圧がかかっていない状態で押すと、器材内部に水が侵入します。)
 
マウスピースの口から流水を注入してください。(※)
スイベルタイプであれば、動かして洗って下さい(可動部分は動かす)。   

ホースプロテクターもずらして洗ってください。(完全乾燥してから元の位置に戻してください。)
そうすることにより、ホースとの接続部のメッキ剥がれを最小限に抑えられます。

万一水没させてしまったら・・・(現地でできる応急処置) 
まずゲージ(高圧)ホースをはずしてください。
タンクに取付けてエアーを通し、パージボタンを押しながら内部の水分を飛ばしてください。
帰ったらすぐに点検処置に出してください。
放置しておくと内部のメッキが剥がれ症状が進み、ボディなど高額な部品の交換
をしなければならなくなりますので、ご注意ください。 

【帰宅後】  
理想の方法はありますが・・・現実的には行うことは難しいと思います。

蛇口から流れ出る流水を受け止める浴槽や大きめの容器の中にレギュレーターを入れ、
水を流し続ける。次のダイビングまでずっと・・・
もしその状態を保つことができれば、最も器材にとってはよい方法です。
なぜならそうすることで塩の結晶ができないから。
流水を流し続ける=雑菌を繁殖させない、ので。  

現実的には、小さな容器と大きな浴槽だと、お水の量(汚れの密度)が違うけれど
「一晩浸けこむ」のを目安にされるといいのではないでしょうか。
流水を流し続けることが可能であれば、一晩以上浸けておいてもいいと思いますが
そうでなければ雑菌が繁殖して、洗浄→また汚れが付着することになりますので
一晩にとどめていただくのが無難だと思います。 

次に「乾燥」についてですが
“ダストキャップは空けっぱなしで乾かしてから保管してください”
耳にしますが、私共の方では異なる考え方をしています。

タンクのエアーは湿度は3%未満。非常に乾燥しています。
では日常取り巻かれる環境での湿度は?40%~70%です。
ダストキャップを開けて置いておくと、乾燥させるよりもむしろ湿度を取込むと思います。
 
「使用後は速やかにダストキャップを閉めて大気を遮断する」ことをお勧めします。  

洗浄後は十分に水気を切って、乾いた布で表面の水分を拭き取り、
直射日光を避けて、風通しの良い場所で日陰干しをして下さい。
ホースを無理に曲げたまま保管すると劣化の原因となりますので、
保管の際にはホースにテンションがかからないよう十分ご注意ください。 
 
以上、実践していただけましたら、次回オーバーホールまで(1年間)
良好なコンディションを保つことができると思います。
“器材に優しい=自分の身体に優しい“ 大切になさってください
   
 
ダイビング器材&オーバーホールのエキスパート 
i buddy アイバディ
http://www.i-buddy.net   
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Tama

Author:Tama
ダイビングインストラクター、器材&オーバーホール専門店Staff

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