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ダイビング器材にまつわる、都市伝説?

「残圧計を直視しながらバルブを回してはいけません
講習のとき、インストラクターからそう教わった方、多いのではないでしょうか。
   
ちなみに私は18年ほど前、
「残圧計が破裂しガラスが割れて飛び散り、目に刺さって失明する危険性がある。」
と教えられました。
それが本当なら恐ろしい、恐ろしすぎる、と思っていました 

“そんな恐ろしいことが実際に起こるのか?”
2014年現在の一般的な器材の構造より、その真相に切り込んでみたいと思います。  

現在、製造販売されているゲージの残圧計には「セイフティーバルブ(安全弁)」
なるものが付いていることが大半です。

万一、ブルドン管が破裂した場合、高圧のエアーがケース内部に充満しますが
この安全弁がついていれば、弁からエアーが抜ける為、さしたる問題にはなりません。
100%とはいえませんが。そういうコンセプトの基につくられています。

安全弁:上部についているタイプ
(ケースからはずして撮影、ケースには穴が開いていません)
gauge-ts_20141204125415ff8.jpg

安全弁:背面についているタイプ
(これはケースにも穴が開いているタイプ)
gauge-aq.jpg

近年は安全弁の普及により安心度は高まってきていますが、製造販売されているなかでも
未だ安全弁のついていない残圧計もあります。 
注意:出っ張りは安全弁ではありません。デザイン? 
gauge-sp.jpg

このタイプの場合は、ブルドン管が破裂した場合、前面ガラスが圧で持ち上げられて
隙間ができるか
(片側だけ開く程度)、場合によってはガラス面が外れます。 

ですが、それが飛び出すほどの勢いはないといえると思います。
なぜなら、高圧ポートからホース→残圧計に送り込むエアーの流量には規定が定められています。
 
ちなみにEN250(ヨーロッパ規格)では、1分間に40リットル以下と定められており
某社はその1/2の20リットルでつくっています。
理由は、万一の破裂時にも安全に水面まで上がって来れるようにと、
流量を抑え目にされている為です。

高圧ホースの穴をご覧になったことがありますか?
針も通らないような小さな穴であることが一般的です。

よって、“ガラス面が割れて飛び散り、目に刺さって失明する危険性がある”というのは
極めて低い可能性である、といえるかと思います。
もちろん100%ないとは言い切れません、念には念をで、直視しながらバルブを回さない
習慣はこれからも継続してください。

ちなみにブルドン管のトラブル原因は、金属腐食・疲労・劣化が主。
亀裂が入ったり穴が開いたりするケースが多く 
ブルドン管自身がドカーンと破裂するのではなく、破裂する場合
破裂箇所は管の接続部分であることが一般的です。

では、もっとも大切な予防の方法は? 
以下、気をつけていただきたいことの例です。 
■衝撃を与えない
■1stステージを水没させない
■1stステージ内に湿気を入れないようにする
■ゲージジョイント部のオーバーホールを定期的に行い、エアー漏れさせない

「残圧計の取扱いについて」はこちらのページもご参照ください。
http://ibuddy.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
 
アイバディでは、TUSAのゲージを当店で購入されたお客様に
残圧計の延長保証を致しております。
メーカー保証は1年、残り4年は当店が保証、安心の5年保証
http://www.i-buddy.net/change.html

 
是非ご活用ください


ダイビング器材&オーバーホールのエキスパート  
i buddy アイバディ
http://www.i-buddy.net 

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Tama

Author:Tama
ダイビングインストラクター、器材&オーバーホール専門店Staff

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