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ナイトロックスでダイビングするとき、マイギアはどうすればいい?

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器材のナイトロックス対応についてのご質問をいただきました。

ナイトロックスダイビングをされる方が増えていらっしゃるなか
こちらもよくあるご質問なので、ご紹介させていただきます。
(レジャーダイビングの域でのお話になります。)

“2014年1月にフライトレギュレータ&オクトを購入し、この2月に
OHを実施頂きましたが、これでナイトロックスダイビングは可能でしょうか?
メーカのHPを見ると「酸素割合40%未満のナイトロックス対応(新品時)」
ありますが「新品時」というのが意味不明です。

ナイトロックスデビューしようと考えているのですが、
ネット等で調べるとOリングがナイトロックス対応のものがあるとか、
32%、36%で使用するには気にする必要が無いとか、色々書いてあり
何が本当なのか良く分からないので確認させて頂きました。“

という内容でした。

諸説あるのは、最終的には自己責任、という前提で様々な考えのもとから
情報発信されているのだと思います。
当店の方では、お客様の所有器材メーカーが推奨しておられる説に基づいて
次のようなご返答をさせていただきました。

“オーバーホール後、通常タンクで器材を使用されましたか?
もし使用されたようであれば、そのままの状態ではナイトロックスタンクは
ご使用なさらないでください。

通常エアーを通した器材に、そのままナイトロックスエアーを通すことは
安全上お勧めできません。
もしナイトロックスタンクを使用されたい場合は、再度オーバーホールを受けて
いただいてからご使用になっていただくことをお勧め致します。

「新品時=未使用の状態=同様に、オーバーホール後、未使用の状態」
という解釈をしていただくといいと思います。

当店でオーバーホールをした器材(通常のグリス・Oリングを使用したもの)は、
ナイトロックス40%までご使用可能、
但し、オーバーホール後に1度でも通常タンクを使った段階で、それ以降は
安全上ナイトロックスは使用しないでください。 “

もう少し掘り下げてお話すると
ナイトロックス用器材のオーバーホールには
バイトンという専用Oリングと、酸素耐性の高いフッ素系のグリス
(水素を含まない為、高濃度の酸素との化学反応を起こさないことから
ナイトロックスや高濃度酸素器材用として最適)を使用します。

酸素濃度が高いエアーを使用する際、通常のOリングはバイトンに比べ
3倍磨耗劣化が激しくなります。酸素の粘り気で。

酸素濃度が40%を超える場合、通常Oリングを使用すれば
熱を持ち最終的にOリングが溶けて燃えます。
非常に危険ですよね 

ナイトロックスだけで毎回ダイビングをするのであればいいのですが
やはり通常エアーも使用される方が多いようです。
その為、両方交互に使うような潜り方をされる方は
器材を2台持ちして分けて使っておられる方が多いです。
予算が許すようであれば、それが一番管理しやすく安全だと思います。

いずれにしても、前述の通りナイトロックスでのダイビングでは
通常よりもOリング劣化の速度が速くなる為
1年に1度(または1年以内に100ダイブに達した段階で)
オーバーホールすることを念頭に置いておいてください。

適切に器材を使用し、安全にナイトロックスをお楽しみください


ダイビング器材&オーバーホールのエキスパート  
i buddy アイバディ
http://www.i-buddy.net 
 

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Tama

Author:Tama
ダイビングインストラクター、器材&オーバーホール専門店Staff

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